Browse Day: 10月 1, 2016

インプラントの素材

インプラントで埋め込まれる器具は、軽くて丈夫であり体に有害なものでない、という条件を満たしたチタンという素材が使用され作られています。
チタンは、最近になって金属として使用されるようになった金属で、空気や酸、水分などに対しての耐食性を持ち、熱伝導も低い素材で、生体に対しての親和性が高く骨と結合することが発見されて以来、インプラントで使用されています。

 
インプラントに使用するにはアレルギーを起こさない素材である事が重要な条件となっています。
金属アレルギーは金属が溶け出し、それがイオン化して体内のタンパク質と結合する事でアレルゲンとなり、それに反応して金属アレルギーが起こる仕組みになっていますが、チタンは耐食性が強いため溶け出しにくく、イオン化しにくい金属のためアレルギーが起こりにくい素材でもあります。
そのため、心臓のペースメーカーや人工関節や骨をつなぐプレートやボルトにも使用されています。

 
しかし、誰にでも絶対に起きないわけではありません。インプラントは他の体内インプラントと違って自由診療という事は、その治療を行わなくても命に支障はないという事でもありますから、インプラントを考えたら、まずは金属アレルギーの検査を行ってから考えてみても遅くはないでしょう。治療後に金属アレルギーが出てしまうと、埋め込んだインプラントを全て取り除かなくては治まりませんから十分な注意が必要になります。